高電圧電源-Masuda Research Inc.

1. PPCPパルス電源
概要	非常に立ち上がりの早いパルスを印加するためには、パルス電源のみならず、負荷の構造、負荷との配線などが重要となります。つまり、パルス電源だけでなく、負荷、配線を含めてパルス回路が構成されます。本PPCPパルス電源は負荷の特性を十分理解した後、最適のパルス電源パラメータを設計し、製作しています。
原理	コンデンサC1に蓄えられた電荷を半導体スイッチSWでスイッチングし、パルストランスPTで昇圧します。パルス圧縮リアクトルSR2とSR3でパルス巾を圧縮し、極短パルスとして負荷に供給します。
電源回路
主要回路部品	半導体スイッチ	MPC(Magnetic Pulse Compression) パルス圧縮リアクトル

パルス波形の例　Vp=85kV 　Ip=550A 　P=3J/pulse 　f=1000pps
製作パルス電源の一例　10kW 　2000pps	制御盤	高電圧タンク

ご要望に応じてパルス電源の設計製作を承ります。

２. 高周波高電圧電源
概要	SPCP素子や無声放電素子は容量性負荷で、放電開始さらには放電強度の増加に伴って、容量・放電損失も急増する非線形な特性を有しています。さらに、電源からエネルギーの供給を継続するとなお一層放電強度が上がり、ついには熱暴走してしまう場合もあります。本電源はこのようなポジティブフィードバックのかかる非線形性の強い負荷に、効率よくエネルギーを供給し、かつ、熱暴走を防止する機能を有する電源です。
電源回路
出力波形の例　Vpｐ=12.5kV 　Ipp=2.6A 　P=480W 　f=11kHz
高周波高圧電源電源の例 Vpp=12kV F=12kHz （可変） P=2kW
ご要望に応じて高周波高電圧電源の設計製作を承ります。

1. PPCPパルス電源